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2013-12-23 14:16 健康・サプリメント情報

ガングリオン

ガングリオン
                       平成25年10月 作成:菅野
症状
 関節の周辺や腱鞘のある場所に米粒大からピンポン玉大の腫瘤ができます。
軟らかいものから、硬いものまであります。
通常は無症状なことが多いですが、時々神経の近くにできると神経を圧迫して
シビレや痛み、運動麻痺などを起こします。
手を使いすぎると腫瘤は大きくなることもあります。

原因
 関節包(関節をつつむふくろ)や腱鞘(腱鞘をつつむさや)の変性により生じ
若い女性に多く見られます。
必ずしも手をよく使う人に多いとは限りません。

診断
 ①.痛みの程度や腫れの状態を確認

 ②.レントゲン検査
       ↓
 ③.超音波(エコー)検査
       ↓
 ④.注射器で穿刺し、内容物がゼリー状ならガングリオンと診断

治療
 腫瘤のみで無症状なら、放置しても心配ありません。
ただし大きくなるもの、痛みが強いもの、神経が圧迫されて神経症状があるもの
(痛みや運動障害など)は治療が必要になります。
ガングリオンに針を刺して注射器で吸引し内容物を排出します。何回か吸引排出する
治療を行ううちに治ることもあります。
繰り返し内容物が溜まる場合には手術により摘出することもあります。
そのほか押し潰す治療法もありますが、いずれの治療方法でも再発する場合があります。


参考資料 エーザイ 整形外科シリーズ5

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