[ 健康・サプリメント情報 ]
2013-03-15 00:21 健康・サプリメント情報
葉酸について
葉酸について
2011年1月26日 林
<葉酸とは?>
葉酸はほうれん草の抽出物から見出された水溶性のビタミンB群の一種です。
ビタミンB群の一つ葉酸は、遺伝子の合成や細胞分裂に不可欠で、妊娠中の女性は特に積極的な摂取が必要。厚生労働省でも、妊娠を希望するすべての女性に対し、1 日0.4mgの葉酸の摂取を勧めています
<葉酸の効能・効果>
葉酸はデオキシリボ核酸(DNA)の生成、修正に大きく影響を及ぼしている栄養素です。
葉酸は、たんぱく質と結びついて血管をとおり細胞へと運ばれていき、DNAのコピーを作成し、そのコピーをもとに新たな細胞が生成されてきます。
DNAのコピーは、活性酸素などの悪影響を受けて誤った正常なコピーができないことがあります。このような場合は、酵素の働きで誤ったコピーはすぐに分解され、新たにコピーしなおされるのですが、その酵素の働きが葉酸影響を大きく受けてしまうので、葉酸が不足すると酵素が十分に働けずに誤ったコピーのまま細胞を形成してしまいます。
またがん細胞も誤ってコピーされた細胞がもとになっているので酵素によって分解されずにそのままだと、どんどん増殖してしまいます。葉酸はがん予防にも効果的なのです。
妊娠早期に不足すると、二分脊椎などの先天性の病気を持った子供が生まれるリスクが高まります。
<葉酸が欠乏すると?>
貧血が主な症状となりますが、初期段階では疲労感を訴えることもあります。また眩暈や呼吸困難、肌の蒼白、過敏といった貧血特有の症状を呈します。更に下痢やそれに伴う体重減少、舌が爛れて赤っぽくなり、味覚の機能も落ちてしまいます。葉酸はDNA合成のほか、正常赤血球を作り出すのに欠かせない成分であり、欠乏するとビタミンB12の症状と同様に貧血を呈します。
• 貧血になる
• 抵抗力が落ち病気にかかりやすくなる
• 神経過敏になる
• うつ状態になる
• 口内炎になる
• 胃潰瘍になる
• 動悸や息切れが起こる
• 食欲不振になる
• 胎児の場合は脳形成不全などの先天異常・幼児の場合は発育不全が起こる
<葉酸が含まれている食品>
モロヘイヤ、パセリ、ほうれん草、高菜、春菊、アスパラガス、枝豆、そら豆、大豆、小豆、納豆、焼き海苔、青海苔、岩のり、こんぶ、煎茶、抹茶、レバー、うに、いくら、しいたけなど。
参考文献:葉酸と健康(http://yousan.expct.net/index.html)
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